おいしいものが食べたい

26週で妊娠糖尿病の診断あり。日々気になったことや自分のためのメモを気ままに書いていくブログ。

入院中の記録

お久しぶりです。
前記事から随分経ちますが、無事出産いたしました。

毎日育児をこなすのに精一杯でなかなかブログを書く気力と時間が取れなかったのですが、やっとパターンが読めてきて時間を作ることができたので、久しぶりにブログを更新します。

自分で記録として留めておきたいことはたくさんあるのですが、順番に書いていきたい(更新していきたい)気持ちがあり、まずは入院初日の記録から残していこうと思います。

入院初日は暇だったため、当日の流れを夜中にiPadでポチポチ打っていたのが残っていました。それをここに残しておこうと思います。

【入院までの簡単な経緯】

妊娠糖尿病があるため、里帰り先の個人病院から受け入れについて難色を示される。
有事の際は他院に紹介になると言われ、「なら最初からそっち行くわ」と思い、自主的に三次救急病院を紹介受診&入院。
そちらでは妊娠糖尿病の患者は全て37週から管理入院になるといわれ、納得できずゴネて入院開始日を延ばしてもらう。
今回の日記はその初日の記録。

※結局、分娩誘発行動を結構やっていたけど予定日近くになって産まれました。
なので入院期間を先延ばしにしてもらってよかったと思いました。
妊娠糖尿病は女性特有疾患で、医療保険の特約に該当したため保険金は受け取れました。
なのでマイナスばかりではなかったし、入院期間が長い方が金銭的にはお得だったかもしれません。
だけど病院で生活するストレスを考えれば、やはり自宅で過ごす時間を増やしてよかったと思いました。





入院1日目 日記


13:00 入院受付
個室しか空いていないとのことで本日のみ個室(料金不要)


13:30 病棟扉前
事務員と薬剤師より説明を受ける。
新型コロナウイルスの感染予防のため、荷物受け渡しと面会人は同一人物(1人)、面会は週に一回15分。荷物受け渡しは助産師・看護師で行い、面会回数には含まれず。
持参薬とお薬手帳を渡す。

※後に、この「週に一回15分」という枠は、出産後の面会にも適用されることを知る。そして実際は面会前日にその枠を使ってしまったため、出産当日家族が来院したにも関わらず会えず、そのまま帰宅してもらうという事態になった。この点は超不服だった。助産師に「説明が足りないことがよくあるんですよ。すみません」と言われたが一生に一度のことだったしちょっと根に持ちます。


14:00 本人のみ病室へ案内
体温・血圧測定。異常なし。
PCR検査(鼻腔)結果は即日→18:00頃陰性確認。
6月のため新人助産師とベテラン助産師2人ペアで対応してくれた。優しくて丁寧。
個室はトイレ・シャワーはなし。だけどそこそこ広くてソファーもあった。
明日以降、空き次第大部屋に移動する可能性があるため荷物を広げるのはやめとく。


14:30 本人と母親、医師とともに別室へ
医師チームは4人。本日リーダー医師不在。
説明室で、今回の入院の目的と今後の方針、必要な同意書類について説明を受ける。

⭐︎オキシトシン・チャレンジ・テスト

胎児が経膣分娩の負荷に耐えられるか、オキシトシンを静脈より慎重投与してテストするとのこと。ちなみに日程は翌日。

テスト中は常に胎児心拍を確認するためにモニターを装着し、助産師が常時1人つく。
人手を要する検査なので、実施できるかどうかは実施予定日の朝に決定するそう。

オキシトシン投与により子宮が収縮した際、胎児心拍低下などが見られれば、その場で緊急帝王切開になるらしい。(マジか、と思った)
なので、このオキシトシン・チャレンジ・テストをすることの同意書、手術や輸血の同意書、緊急帝王切開は家族の病院到着を待たず行うことの同意書に、私と母親で署名した。
あと、緊急手術になる可能性があるため、翌日の朝食は抜き。

(血糖値大丈夫だろうか…という不安があった。
あとこのテストをすること自体聞いていなかったのでびっくりした…。)

妊娠糖尿病の場合、予定日を超えると胎盤機能が低下するリスクが通常より高いらしい。
なのでテストをクリアできた場合でも退院せず、出産するまで入院継続の方針とのこと。
赤ちゃんが自然に出てこようとするまで待つか、誘発するか。
医師からの説明はとても丁寧でわかりやすく安心した。
※私の場合、結局予定日まで3回分娩誘発をすることになりました。


15:30 母親、帰宅
面会人は1人のみであることは知っていたため、状況を見て夫か母かにすることは既に夫に伝えてあった。で、今回、荷物受け渡しと面会人が同一人物でないといけないとのことで、母親の名前で面会許可証申請を提出。あと家族歴や緊急連絡先を書く紙を書いて提出(本来は入院受付のところで事前に貰ってるはずらしいんだけど貰ってなかった…)。


16:00 NST実施
40分実施。特に問題なし。疲労があったのか寝た。
内分泌代謝内科より、血糖測定が1日6検指示が出ていると告げられる。
今まで1日4検だったのに(;o;)センサー足りなくなってしまうよ〜〜(泣)
余計な出費が…。
※結局ギリギリ足りました。前医の配慮に感謝。


17:00 勤務交代
日勤終了、夜勤帯へ。


17:30 夕回診。
私を診てくださるチーム4人とご挨拶。
リーダーの先生と初対面。
皆さん穏やかで優しそうな先生でした。


18:15
PCR検査結果がまだ出ていないとのことで部屋に夕飯を運んでくれた。
(毎度思うけどもしこれで陽性だったら激ヤバよな。)
で、心配だった内容はというと…
ご飯が4単位(200g)もあった。
糖質が高いと思って我慢していたスイカも普通に出てる。
(産後食べたいリストに入れていたものであった)
即家族にLINE。夕後血糖値を報告する約束をする。
食べ終わったあと、無意味に室内をウロウロ&スクワット&ラジオ体操してみる。
私は血糖が上がると頭が痛くなる体質だと思っているんだけど、食後1時間してそんな感覚があったので多分アウトだと思う…と思いつつもとりあえず動く。


20:25
夕後血糖値128( 'o` )
流石に白米残したけど案の定超えました。
しかし容赦なく運ばれてくる分食(パンとお茶)
食べていいのか…と思ったけど食べた。

※後日、試しに出されたご飯を完食したところ、
案の定184とかいうトンデモ数値を叩き出しました。


20:30 シャワー
床がビチャビチャで拭いてもらった。
中は思ったより綺麗でよかった。


21:00 消灯
疲労もあってか眠気はあった
ナースステーション最寄りの個室なだけあって色んな音がしたけど特に気にはならず。患者の立場でナースステーションの音を聞くのが何だか不思議だなぁと思った。
ふと思ったのが、私ほど軽症(というよりほぼ何もやることがない)ような患者がナースステーション最寄りの部屋でいいのか…ちなみに新生児室にも最寄りで、たまに赤ちゃんの声が聞こえてきた。かわいい。(と思うのは今だけかもしれない)


結局寝付けず、だらだらiPadで文章を打ち込んで寝た。
明日は朝食もないしゆっくりやな…
検査と部屋移動がいつになるかか。
ちょっと緊張する。
頑張ろうね👶



薄位色の文字は後から付け足したところです。
ちょっとした不満はあるにはありますが、
産後思わぬ出来事で赤ちゃんがGCUに入院することになり、
そこでもとても丁寧に診て&看ていただいて、
この病院に来てよかったと思いました。
結果的に出産にまつわる出来事は「いい思い出」として記憶に残すことができました。

出産レポも後日書こうと思います。